漢字日めくり

解き方のコツ

このパズルで難しいのは漢字を知らないことではありません。その字が前に付くときと後ろに付くときを、同時に思い出すことです。

1. 「後ろに付く語」から先に探す

二字熟語は漢語が多く、下の字が意味の中心になりがちです(空気・電気・勇気は、どれも「気」のありさまを言っています)。まわりの6マスのうち◯が後ろにあるもの、つまり答えが下に来る組を先に見ると、思い出せる語が多くなります。

2. 6方向を同時に考えず、1方向だけ埋める

6つを一度に満たす字を探そうとすると手が止まります。まず1マスだけ見て「これなら入る」という字を2〜3個思い浮かべ、それを残りの5方向に当ててふるい落とします。正解は必ず6方向すべてを満たすので、1つでも外れたらその字は捨てて次に行けます。

3. 音読みでそろえてみる

答えの字が決まると、それを含む語の音も揃うことが多いです。「〜キ」で終わる語を並べる、「シン〜」で始まる語を並べる、といった具合に音から手繰ると、意味から探すより速いことがあります。訓読みの語(足音・物音)が混ざっている問題では、この手は片方にしか効きません。

4. 見慣れない語は最後に回す

6語のうち1〜2語は、ふだん使わない語がまぎれています。そこから考えると進みません。よく見る2語で候補を2〜3字に絞ってから、残りに当てはめるほうが早いです。当サイトの問題では、見慣れない語が入っているものを「むずかしい」にしています。

5. 候補が2つ残ったら、通る方向の数を数える

どちらも通りそうな字が2つ残ったときは、6方向それぞれに当てて、熟語として成り立つ数を数えます。5方向通って1方向だけ通らない字は不正解です。惜しい字ほど紛らわしいので、感覚で決めず数えたほうが確実です。

1問、最後まで解いてみる

実際の第155問です。答えを見る前に、上のコツを使ってみてください。

  1. ◯が後ろにある組を見る。「天◯」「空◯」「元◯」「病◯」の4つです。天・空・元・病のあとに 付いて、4つとも熟語になる字を考えます。
  2. 1方向だけ埋めてみる。「天◯」だけなら、天才・天国・天体・天気…といくつも浮かびます。 このうち「空」の後ろにも付くのは気だけです(空才・空国・空体は 熟語になりません)。ここで候補はほぼ1字に絞れます。
  3. 残りに当てて数える。元気・病気も成り立ちます。◯が前にある「◯分」「◯温」も、 気分・気温で成り立ちます。6方向すべて通りました。
  4. 答えは「気」。4語では後ろに付き、2語では前に付いています。この向きの切り替えが、このパズルのほぼすべてです。

「気」の問題と熟語をまとめて見る

この形式のパズルの呼び名

中央に一字を入れて周囲すべてを熟語にする形式は、和同開珎(わどうかいちん)パズルと呼ばれることがあります。和同開珎は8世紀に作られた貨幣で、 中央に四角い穴があいています。その穴を空欄に見立てた呼び名です。 「共通する漢字を探すパズル」「漢字の穴埋め」と呼ばれることもあります。 呼び名を知らなくても解けるので、当サイトでは前に出していません。

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